- お子様の習い事、せっかく時間をやりくりして習わせているのに、やる気が見えない・・・
- 送迎も大変なのに、練習もしないしイライラしてしまう・・・
- お月謝も高いのに練習しないなら辞めてほしい。でもなぁ・・
努力もしないのなら、お金も時間も無駄になるだけですよね?
月1万円としたら年間約10万円以上かけているのに、やる気がないなら将来の教育資金に回した方がいいですよね。
結論、やめさせた方が自立を促進したり忍耐力がついたりするケースもあります。
とはいえ、本人の気持ちと態度が大事です。
ここで親が一方的に判断してしまうと、親子関係が悪くなったり、本人の決断力や判断力を育むタイミングを失ったりしてしまいます。
ただし、すべての子供に当てはまるわけではなく、やめさせないとお金が無駄になるだけでなく、子供も自信がなくなってしまうこともあります。
時間もお金も有意義なものになるように、本文をよく読んでお子様と習い事の向き合い方を今一度振り返ってみてください。
子供が習い事で努力しない理由とは?
- そもそも「練習しない」と「やる気がない」は異なる
- 子供が努力しない時の対処法
- 子供が努力できる習い事の選び方
- 子供が努力するために親ができるサポート
めんどくさいから
一言でいうと、面倒くさいからではないでしょうか?
好きで好きでたまらないこと以外は、義務感になってしまいやすく、週に1,2回なり通っているならそれでいいかになってしまっているパターンってあると思うんです。
そんな時は、軽い感じで子供が少し練習やってみようかなぁと思うタイミングを見計らって声掛けしてあげるのがいいと思いますよ。
晩御飯の後すぐとかに「ちょっと見せて~」「この前やったとこ見せて欲しいなぁ!!」みたいに、関心があることを示して、「ちょっとめんどくさいけど、そんなに見たいなら見せてあげるよ!!」みたいに自尊心をくすぐってあげるのがおすすめです。
練習できる環境が整っていないから
ずばり練習ができるスペースの確保が大事だと思います。もちろん、習い事に応じて自主練ができる必要最低限のスペースでOKです。サッカーであれば、リフティングができるスペース。ダンスなら二畳分。バレエならバーレッスンができる場所とバー。習い事以外の日は、体幹トレーニングやストレッチを念入りにするためのスペース。
外でするスポーツなどでは、練習するならここという場所を安全かも確認して1、2か所決めておくといいですね。
基本的には近所の空き地だけど、他の人が使っている時は、学校の校庭にしよう等。
屋内スペースで広い場所が必要な場合は親御さんのサポートが不可欠ですね(バドミントン、バレーボール)
体育館や貸しスペースなどの予約は中学生以下のお子さんには時間的にもハードルが高いですね。
やはり、練習するときのハードルを下げることは子供が自ら練習するのを促すには不可欠と思います。
後、練習場所に送迎が必要な場合は日時を前もって決めておくと習慣化に一役買いスムーズなスケジューリングや上達につながる可能性が高いと思いますよ!
努力しないのはめんどくさいから
そもそも「めんどくさい」という気持ちは「好きか嫌いか」ではなく、体力的・精神的な疲れや不安など、さまざまな要因などから起こります。
つまり、疲れや不安を抱えているため、努力をしなくなってしまうことが考えられますよね。
好きな気持ちはあっても、
・週末の試合に負けた
・週末の練習、遠征で疲れが溜まっている
・学校生活との両立で睡眠不足になっていて体調がすぐれない
以上のようなことがあるとなかなか頑張れなくなってしまうのではないでしょうか。
子供も人間関係の悩みも疲れもあるでしょうし、色々消耗しているのもあってなかなか習い事の練習しようというエネルギーも湧いてこないかもしれませんね。エネルギー不足や疲れを感じる場合は、練習させるより先に疲労を取ることを最優先してもいいのではないでしょうか?練習することが負担になり体調を崩すことが増えて学校や習い事へ行けなくなっては本末転倒ですからね。睡眠時間は足りているのか、栄養は食事で足りているのかなどを見直して、気力体力が回復してから学校生活とのバランスをみながら練習量を調節してみることをおすすめします。
そもそも練習しないとやる気がないのは異なる
・心理的な問題
・子供がやる気をなくてしまうNG言動
・達成感や満足感を得られない
気分で判断しているかどうか
そもそも「やる気」というのは、将来的に「やりたい/なりたいと思っているのか」のイメージで気分では判断していないですよね。
一方で、「練習するかどうか」は、その日の体調などの気分に影響される目の前の話になります。
つまり気分は「目の前のことに影響するもの」なので、影響する期間が異なるのです。
| 気分 | やる気 | 練習するかどうか |
|---|---|---|
| 友達とケンカをして落ちこんでいる | 将来ダンサーになりたいという気持ちは変わらない | 気分が沈んでいると、ダンスを練習する気持ちが起きなくなる |
頭では練習する必要がわかっていても、その日の気分でやる気が起きない時は誰しもあるものです。
そんな時もあると割り切って、やる気が出なくてもやるのが当たり前になるようにすることも大事です。
心理的な問題
練習しないからやる気がないではありません。関係している場合もあるかもしれませんが、必ずしもそうとはいえません。
- 弱気になっている、自信がないなどの心理的な問題がある
- もっと友達と遊びたい等他のことに興味関心がある
- 自ら向上心を持って取り組むほどの意欲がない
- その日の気分が乗らない
- 疲れてやる気が出ない
以上のようにいくら習い事に興味があっても、一時的に気持ちが前向きになれない時は誰しもあるのではないでしょうか?まずは練習しない理由を本人に聞いてみて理解して、共感してあげたり不安を和らげてあげることも大事です。
子供がやる気をなくしてしまうNG言動
基本的にネガティブな発言はNGです。
「遅かったね」「下手だったね」「もう少しできたんじゃないの?」「変だよ」「かっこ悪いよ」・・・書いているだけでやる気を失くしそうになる言葉かけですね。他には、他の子との比較ですね。「誰々ちゃんはできてたのに、あなたは○○で恥ずかしかったわ」「あの子は走るのが速いけどあなたは遅いわ」「○○ちゃんは字が上手だけどあなたは下手だわ」なんて言われたら、「じゃあ辞めてやるよ。どうせやったって無理だ」となりませんか?大人も同じですよね。普段からよく見てくれて、頑張りを認めてくれる上司についていきたくなりませんか?
習い事のことがよくわからない分野でも、「頑張ってるね」「お疲れ様、今日はどんなことした?」「前よりも上手くなったね」「前は○○出来なかったのにできるようになったね」など、ねぎらい、共感の言葉やお子さん自身の過去と比べて成長したと思うところを伝えてあげると、また前向きに頑張ろうと思えるのではないでしょうか?
達成感や満足感が感じられないから
子供自身にもわかりやすい、級や順位、タイムが縮むなど、数字で見せてあげることや、動画などを撮ってよく観察して前より良くなったところを褒めたり認めて伝えてあげることです。
わかりやすいのが、スイミングスクールではないでしょうか?クロールができるようになるまでに、バタ足の膝が曲がりすぎている、息継ぎがうまくできない、途中で疲れて立ってしまう等でなかなか合格できなかったりして、モチベーションを保つのが難しくて辞めたくなったりするけれど、一度クリアできて一級上に上がれてバッジを貰えたりすると、やる気が出てまた続けようとすることがありました。
他のスポーツでも、どんなに頑張ってても、1試合も勝てない時に勝てた時、予選通過ができなかったのに決戦に進めた時、辞めずに続けてきた甲斐があった・・・諦めなくて良かったと思えるものではないでしょうか?もちろん満足いく結果ばかりではないでしょう。そんな時は垂直比較で他者とではなく、その子本人の過去と比べて伸びていればそれはもう一つ達成していることになるのです。
つい何位か、タイムはどうか、気になるラインはあるでしょうが、その中にも希望を見つけて次の目標を立てて励まし勇気付けることで、また頑張ろうと思えるものではないでしょうか。
子供が努力をしない場合の対処法
本人のやる気を引き出す
子供の努力のエンジンが外側ではなく内側に生まれるからです。子供は「楽しい」「できそう」「認められている」と感じた時に自分からエネルギーが発せられるからです
・良くなったところやいいところを褒める
・親子で一緒にその習い事を遊び感覚でやってみる
・達成可能な目標を設定して達成感を持たせる
・その道のプロの動画を見せてやる気を引き出す
子供が努力に”価値があること”を実感してもらい、確信を持ってもらうには、
・他人に褒められたり、自分自身も成長したなと感じられること
・練習したら技術が上がり結果が出たり、褒められて(心理的報酬)を得られること
・練習をすることで、身体が良く動くようになり、その習い事をより好きになったりすること
以上のようなことを意識して、お子さんをフォローしてあげるとやる気が出て自然と自分から練習するようになっていきます。
適切なコーチや指導者を選ぶ
子供は言葉遣いや振る舞いから、良いも悪いもすべて吸収してしまう時期であることと、指導者によって、その習い事を楽しくできるかどうかが変わるからです。
- ミスをしたときに罵声を浴びせる
- 炎天下の中、影がない場所で休憩時間が少ない、水分補給が少ない
- 人前で侮辱するような発言がある
- ケガや体調不良の中根性論で継続させる
- ある生徒に対してのみ贔屓が過ぎる
以上のような指導者を選ばないために、事前にインターネットなどで下調べをした上で、必ず見学か体験をして(可能であれば三回くらい)指導者と対話をして使う言葉と態度、指導方法や育成に対しての方向性などを確認して納得できてから始めることをおすすめします。
習慣化してしまう
習慣化している歯磨きは、どんなに気分が落ち込んでいても、毎日歯を磨きますよね。
同じように、練習も習慣化をすると気分に影響されずに練習をするようになります。
そのため、「練習したくない」という気持ちが起きづらくなりますよ。
- まずどのくらいなら毎日続けられそうか親子で話しあって決める
- いつどこで始めるか決める
- とにかく言い訳せずに続ける(もし途切れてしまったら最短で再開します)
継続するうちに、気付いたら無理なく続けられていて少し効果が出てくると、量や回数を増やしても最初ほど苦ではなくなると実感できるはずです。
子供が努力できる習い事の選び方
子供の「やってみてもいい」を尊重してみる
お子さんがやってみてもいいなと思える習い事であれば、興味と意欲がわずかながらあるからです。
嫌々始めた習い事は、気持ちが無理をしているので「行きたくない」と行き渋るようになったり、意欲も湧かないので上達しにくかったり、続かず辞めてしまうことになってしまいます。
| 義務感でやっている時の特徴 | 興味があってやっている時の特徴 |
|---|---|
| めんどくさそうな表情 | 表情が明るく目がイキイキ |
| 無駄なおしゃべり | 真剣で集中している |
| 手を抜いて本気度が足りない | 一生懸命これ以上無理というところまでやる |
| 最低限のことで済まそうとする | ストップがかかるまで何回も取り組む |
| 言われたことしかしない | 言われなくても自分でよく考えてやってみる |
お子さん自身が「いいよ、やってみる!」と思える習い事を選びましょう。それなら本人が自分で選んだという責任感もあり、意思ができてやる気にもつながります。現在続けていてもしっくりいってない原因が同じであれば、思い切って他の習い事を選び直してみるのも一つの策です。
才能開花を目的としない
正直どの分野でもプロになるのは一握りの世界です。
資質、健康、環境、努力、財力、運、どれか一つ欠けても叶わないようなものです。そしてやってみなきゃわからないのも事実です。しかし、親が経験してきたものや、遺伝の影響で、有名なスポーツ選手はフィジカル面も含めて、御両親の遺伝を受け継いでいることも多いようですね。本人が特にこれがやりたいというのでない場合は、親が昔得意だったものをさせてみたら向いていたということがある可能性があります。
とにかく期待し過ぎず、心身が健康的に成長するようにと、何事も経験と捉えて大らかな気持ちでサポートする気持ちが保護者には大事な心得であるのではないでしょうか。
指導者との相性は大切
単に「上手になるかどうか」以上に、子供は感情で学ぶ存在なので、心と成長そのものに大きく影響するからです。
- 褒め方、注意の仕方が心地よい
- 「この先生に会いたい」と思える
- 理解してもらえると自己肯定感があがる
- 子供に合った伝え方ができる
- 人生観に長く残る価値観を育てる
- 安心して自分を出せる
以上のことからもわかるように、想像以上に子供の成長過程にあらゆる面で影響があることがおわかりになるかと思います。相性が合う先生だと学びが多く安心して能力が発揮でき、心身共に質のいい成長に繋がります。
教室の雰囲気が大事
教室の雰囲気がいいと「安心できる場所」だと思えて前向きな気持ちになり、「挑戦してみよう」「もう一回やってみよう」と思えるからです。
- 失敗を恥ずかしがらず挑戦できる
- 否定されずに受け止めてもらえる
- 結果だけではなく小さな成長を見逃さず過程を褒めてくれる
- 先生を信頼でき仲間と比べ過ぎず、刺激しあえる
- 怒られるのを恐れず挑戦できる
- 行くのが楽しみになり継続できる
| 環境の例 | できる挑戦や行動 |
|---|---|
| 安心できる環境 | 初めての技・課題に挑戦する/難しいレベルに手を伸ばす/何度もやり直す |
| 認められる環境 | 自主練をする/練習量を増やす/継続して取り組む |
| 比較されない環境 | 自分なりの目標を立てる/昨日の自分を超えようとする |
| 意見を言える環境 | 工夫する/試行錯誤する/自分で判断する |
| 楽しさが守られている環境 | 長く続けられる/前向きに通い続ける |
| 見守られる環境 | 自立した行動/責任を持って取り組む |
子供は「好きな人や大切な人たちの期待に応えたい」という気持ちからも努力をします。教室の先生や仲間を信頼でき楽しんでいれば、強制ではなく内発的動機から、自然と練習量や挑戦する回数が増え、粘り強く継続して取り組めるようになります。
子供が努力するために親ができるサポート
努力の過程を褒める
頑張りを認め励ますこと。これこそ親にできる最大のサポートです。大人でも、自分なりに頑張っているつもりでも、誰からも何も言われなかったら、これでいいんだろうか?と不安な気持ちになったことはありませんか?
子供ならなおのこと、”見てほしい”褒めてほしい”と感じているはずです。もちろんお教室によっては、気が散るから、自立心を育むための理由等で、見学禁止の所もあると思いますが、その場合でも関心を持っていることを伝えることが大切ですね。終わった後に「どうだった?」「お疲れ様」から具体的な質問などして本人の気持ちに寄り添って話を聞いてあげることも大事です。本人の様子が分からず気掛かりな場合は、指導者に様子を聞くことも時には必要かもしれませんね。
「前よりここ良くなったね」「ここ意識してみたのかな、いいね」など、本人の過去と比較して成長した部分に目を向けて、素直に感想を伝えてあげましょう。時には親御さん自身の失敗談やこういう経験があったからこそ、今役立っているというような話も支えになるときがあるかもしれませんね。しんどいかもしれないけど、この経験がきっと後々あなた自身のためになる時があるよ。と勇気付けてあげましょう!
努力の価値を伝える
素質だけで成功している人はいないと伝えることです。
事を成し遂げている人で努力していない人なんていないのです。有名スポーツ選手などは子供にもわかりやすいと思いますが、「○○さんは小さい頃からこんな練習をしていて毎日欠かさなかったらしいよ」や、お教室で憧れているお兄さんやお姉さんのお母さんから聞いた練習法の話などもしてあげると、僕も私も頑張って練習すればあこがれの人みたいになれるかもと思い、努力しはじめるかもしれませんね。
後は、小学校中学年くらいでしたら、伝記の本を借りたり買ったりしてあげるのも効果的です。どんな有名な偉人の方たちも、実験が失敗続きだったり、持病を持っていたり、貧しかったり、でもそこからめげずに何回も立ち上がって頑張った方々ばかりです。きっと勇気を貰えるはずですよ。今だったら有名な選手やプロの方の幼少期や練習法など、ネットで検索すれば出てくるのではないでしょうか?!親子で一緒に調べてみるのもいいですね。
まとめ
子供の習い事 努力しない・・・努力しないと一言で言っても、色々と要因がありましたね。
大人でもそうですが、今の時代何でも便利で手に入りますから余計に面倒くさいことをするのが嫌になりがちです。
コスパ、タイパ、そんな言葉が溢れている世の中ですから努力すると反対のことが効率よくいいこととされています。しかし、子供の成長を考えるとき大切なのは、やりきる力です。「嫌だからやーめた」「しんどいからしない」という言葉を大人が受け入れた先に子供の心の成長は望めるでしょうか?もちろん習い事は義務ではありませんから、本人がしたくも興味もないことを無理やりさせる必要はないのですが、本人が納得して始めた習い事であれば向上心を持って、練習して欲しいと思うのが親の本音ですね。上記に書いたように、子供も一人の人間で、一筋縄ではいかないことばかりですが、親の熱意も子供に伝わるものです。仕事に家事にクタクタでそれどころじゃないよ、というのが本心でしょうが、いずれ子供は自立し親元を離れる日が来ます。そんな時、親子で試行錯誤しながら頑張った記憶が親子の絆になる時が来るのではないでしょうか?それが結果的にどうなったとしても、頑張った日々はその後の人生においても支えになる日が来るはずです。
せっかく続けている習い事がいい経験として残るように、お子さんと一緒に声掛けしたり、関心を持って行動してみませんか?
皆様とお子さんの毎日と未来が明るくなりますように!
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