- ずっと続けてきたけどしんんどい、このまま続けて本当に意味はあるのだろうか
- でも、やっぱりもったいないのかなここで踏ん張ったら良くなるのかな
- 将来のことを考えるともっと時間やお金を他のことに使った方ががいいのだろうか
続けることが良いことだと思って頑張ってきたけど、以前のような気力も無くなってしまっていませんか?
結論、後悔する人もいます。でも、「辞め方」と「その後の関わり方」で、後悔は大きく減らすことができます!
長年、努力してきて時間もお金も費やしてきたのに、習い事を辞めたことで後悔なんかしたくないですよね。
本文を読んで悔いのない決断をしましょう!
長く続けた習い事を辞める理由
- 苦痛を感じるようになったから
- 身体的な負担
- 他のことに時間をかけたい
苦痛を感じるようになったから
始めた時と今では、色々な経験をして心が成長するため、考え方も変わってくるものです。
- 始めた当初は楽しかったが、今は上達したのに、プレッシャーが強くて苦痛の方が強い
- 我慢や無理が重なって心のエネルギーが切れた
- 引っ張る立場になったから、もっと上手に、他の子より難しいことをクリアしないと
最初は全くできないから少しできたというように上達を感じる機会が多いですが、長年続けているとできて当たり前で、周りから求められるものの要求が高くなり、緊張感やプレッシャーを感じることの方が多くなって辛くなってしまいます。
そのレベルの高い要求に応えることができないと、自信がなくなってしまいますね。
目標が達成できないとわかったから
色々経験しながら成長していく中で、客観的に自分を見えるようになって気付くことがありますね。
- 努力すれば必ず届く段階ではなく、これ以上は方向を変えた方がいい段階だと気付く
- 当初の目標が(プロになる、資格を取る、大会で結果を出す)達成困難であるとわかったから
長く続けてきたからこそ、自分の適正・限界・環境を冷静に判断できるようになり、現実的な見極めができようになったこと自体が成長で、納得いく理由の一つです。
身体的な負担
スポーツや体を使う習い事は長年の疲労やケガの蓄積で思いの他負担がかかっているものです。
同じスポーツを続ける筋肉や体の使い方に癖や偏りが出て、一部分に負担が強くかかることがあります。上達しよう結果を良くしたいと思うと練習量が増えるため、その分疲労が蓄積してオーバーユースを起こしてしまいます。
そこに成長期のアンバランスさや変化が加わると、よりケガしやすくなるものです。練習のたびに痛む箇所があると、モチベーションやパフォーマンスの低下、長期的に続くことの不安、将来への不安にもつながってしまいますね。
怪我や痛みの具合によりますが、専門的な治療や専門家の意見を聞いても改善が見込めない場合は、冷静に判断することも大事ですね。
骨が未成熟
令和元年度 日本スポーツ協会スポーツ医・科学研究報告Ⅳhttps://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/studiesreports/2001_2020/R0104.pdf
な段階においては,過度な運動はその成長を妨げ,
骨折など怪我の発生につながる可能性も示唆され
ている(渡部ほか,2003).さらに,思春期前後
の急激な身長の増大時期では,骨量と筋量の増加
のタイミングが異なり(鳥居ほか,2016,Rauch
et al., 2004),骨の長さの最大発育時に対して筋
量の増加が遅れ,さらに骨量の増加はそれに遅れ
る.これらの発育のタイミングを考えれば,過度
な負荷がかからないよう運動の強度・時間・頻度
などの調整や運動課題の選定には十分に配慮する
必要がある.
他のことに時間をかけたい
自分の今に向き合いあった結果の自然な選択として次に進む判断をすると言えます。
- 年齢や環境の変化によって、優先順位が変わり学業や仕事、家族との時間、新しく興味を持ったことに時間を割きたくなる
- 目標を達成したり、これ以上の成長を望めない場合、一区切りつけて次に進みたいと感じた
- 年齢を重ねるごとに時間の有限さを感じて“今やりたいことや将来について”の優先事項が変わる
- 長年続けてきたことによって、楽しさより「やらなければならない」のプレッシャーの方が強くなってしまってきたから
- 「他のこともやってみたい」という可能性を広める選択をしたくなる
一つのことを長く続けていたということは、それだけ時間も経験も何かを犠牲にしてきたからできたことでもあります。環境が変わったり成長するうちに、心境が変化することは自然なことですね。それをいかに次の行動や選択肢に繋げるかがとても大事なことです。
長く続けた習い事を辞めようかと悩んでいる人がすべきこと
一定期間休んで様子をみる
長年続けている習い事は、生活に溶け込んでいて当たり前になっているため、辞めたらどうなるのか判断が付きづらいですよね。
- 休んでいる間に少し息抜きをしてみたら、また頑張る気持ちになるかもういいと気付く
- 休むことによってケガが治癒して、再開できるようになる
- 休んでいる間に、他の気になることを体験出来て比較して選択できる
- ゆっくりできることで、自分と向き合う時間ができて、冷静な判断ができる
- 休むことで、またやりたくなるのか辞めても未練はないのか判断できる
辞めてしまったら戻りにくいので、その前に一旦お休みすることで、気持ちの余裕ができて納得いく決断を下せる準備ができるのでおすすめです。
専門家に相談してみる
辞めたくなる原因が、心理的なものであれば、心理カウンセラーに相談してみる。
身体の不調や怪我が原因であれば、病院を受診して理学療法士さん、整骨院の先生などから適切な診断やアドバイスを貰って治療したり、判断することがとても大事です。
感情的になり、無理して継続することで、深刻な損傷になり生涯にわたって辛い生活を送ることになる場合もあるかもしれません。
自己判断ではなく専門家の意見を聞いて冷静に判断することが必要です。
長く続けた習い事を続けるメリット・デメリット
《続けた場合のメリット・デメリットを再確認してみましょう》
- 上達・熟練される(考えなくてもできるレベル、技術に深みが出る、自信に芯ができる)
- 忍耐力が付く(すぐできなくても繰り返せばできる経験、自分をなだめ耐える力が付く)
- 経験値が高くなる(一回ごとに違う経験をする度に理解が変わる、状況の変化を何度も潜り抜ける)
- マンネリ化する(できることが増え、上達のスピードが緩やかになり成長を感じにくい
- 負担が増える(生活全体が習い事中心になる、金銭的にも送迎など家族にも影響する)
- 意欲が下がる(できるのが当たり前になり刺激が減る、義務感が強くなる、目標を見失いやすい)
続けるからこそのメリットも沢山ある代わりに、犠牲になること我慢することもあるので、どちらを選ぶことで今の自分と将来の自分にとって最善の選択になるかを再確認したいですね。
長く続けた習い事を辞めるメリット・デメリット
《辞めた場合のメリット・デメリットを把握して決断に役立てて下さい》
- 心身も負担から解放される(無意識の常時緊張から→自律神経が休まる、「やらなければならない」が減る
- 経済的負担が減る(高レベル用の料金設定がゼロになる、参加費・道具代・移動費もいらなくなる)
- 今までできなかったことができる(時間にも余白ができる、気持ちに余裕ができて他の事にも挑戦できる)
- 勿体なく感じる(投資した時間・お金・労力が頭に浮かぶ、続けてきた自分を否定する気がする)
- 時間を持て余す(エネルギーと達成感の行き場がなくない)
- 不安を感じる(「自分は何者か」を失う感覚、先の見通しが真っ白になる)
辞めることで、できなかったことができるようになったり、肩の荷が下りて解放された気分になるかもしれません。
長く続けた習い事を辞めるのは覚悟が要ります。一度休む期間を設けて、心身ともに冷静に考えることができるようになってから判断するのが間違いないですよ。
長く続けた習い事を辞めるタイミングとは
- やる気の低下や辛さを感じたとき
- 環境や状況が変化したとき
- 達成感と区切り
やる気の低下や辛さを感じたとき
心が次の段階に進もうとしている内側からのサインです。
- やる気は「今の自分に合っているか」を教えてくれる感覚なのにそれが低下するということは、自分にとっては学びきった段階、役割を終えているという合図
- 頑張ること、続けること自体が負担に感じる状態
- 義務感だけでは一時的な原動力でしかなく、やる気は続かないから
「続ける」のも「辞める」のも立派な選択です。誰かの考えや期待からではなく、自分の意思で選択しなおす時期になったタイミングだということですね。
環境や状況の変化したとき
進学、就職、家族構成の変化・生活リズムなどの変化が起こると、当たり前だった時間の使い方が見直されるからです。
- 「今の自分に本当に必要なことは何か」「限られた時間をどこに使いたいか」を考える
- 環境に変化があり余裕がなくなると、移動時間、費用、練習量、精神的プレッシャー等の負担がはっきりわかる
- 状況が変化したからと、自分を責めることなく辞める区切りになる
- 環境が変わる=成長段階が変わる
- 新しい可能性が見え始めることで、手放す勇気が出る
気付くきっかけになったと良いように捉えて、冷静に考えられるタイミングだと思いますので、変化があっても続けたいと思えるような情熱や意欲が残っているのであれば、それは続ける方がいいサインだと思いますし、逆に新しい流れに順応出来てもういいか、と思えるのであれば、辞めるのがいい選択になるのかもしれませんね。
達成感と区切り
長期間続けたことだからこそ、「ここまでやったから終わり」という納得できる終わり方が欲しいと思うものです。
- 何年も時間、お金、気持ちを注いで努力してきたため理由があることで、後悔や罪悪感が和らぐ
- 「逃げた」「挫折した」と思いたくない心理から自分を守るためにキリがいいところで辞めるという選択肢を取る
- 成功体験として終える、自分自身も周囲も説明納得しやすい
- 本音を否定せず、過去も肯定できる理由になる
今までの人生とこれからを考えた時に成長や努力を肯定して次へ進むために納得しやすい流れを作ることができます。気持ち新たに挑戦することができますね。
長く続けた習い事を辞める前にすべきこと
- マナーを守って時期を選ぶ
- 心の葛藤に折り合いをつける
- お世話になった先生にお礼を伝える
マナーを守って時期を選ぶ
「飛ぶ鳥後を濁さず」ということわざがあるように、最後は好印象を残して去るのが素敵です。
発表会に出ると伝えて振付の練習中、シーズン中辞めると欠員が出るような状況では仲間やクラブに大変失礼で迷惑をかけてしまいますね。
もちろん予期せぬアクシデントのせいで通えなくなる、怪我したからというどうしようもない理由の場合は仕方ないかもしれませんが、基本的に大きな大会やイベントが終わってからや、学年が上がる前などがいいですね。
長年お世話になった先生、周りの仲間にも最後まで感謝と責任をもって時期を選ぶことは周囲に敬意を払うことを学ぶ機会にもなりますので、気を抜かず失礼のない態度で過ごすことも大切です。
心の葛藤に折り合いをつける
今まで続けてきた努力を認め納得して、後悔を引きずることなくその後の自分の在り方に大きく影響することになるから大事にすべきことです。
- 葛藤があるのは本気で向き合ってきて、楽しかった時間、頑張ってきた自分、支えてくれた人、失敗や悔しさが複雑に絡み合っているからこそ、「ここまでの自分をしっかりと認める」
- 納得しないまま辞めると後悔が長く残る
- 「なぜ辞めるのか」「何を得たのか」を言語化して自分への信頼を守る
- 新しいことに集中できる準備になる
- 辞めることを「挫折」ではなく「人生の選択と成長」に変える
辞めるという決断が一時の感情ではなく、悩み考え、自分で選んだ選択として納得、確信に変わるため、次へ前向きな気持ちで進むことができるようになりますよ。
お世話になった先生にお礼を伝える
礼儀だから、常識だからはもちろんのこと。自分自身の気持ちと経験をきれいに終わらせるためでもあります。
- 何も言わずに離れると、失礼なことはもちろん、罪悪感を感じてしまったり心の中でその習い事が「未完了」になってしまう
- 感謝を言葉にすることで、後悔や罪悪感より肯定的な思い出が残る
- 感謝を伝えることで先生との関係を尊重や感謝という「良い記憶」で終えることができる
感謝を伝えるという経験は、自分一人だけの力ではなく、誰かに支えられて成長したということを実感する機会になるため、どんな場所に移っても人との関係を大切にできる土台になりますね。
よくある質問
- 子供が習い事を辞めたいと言ったら
-
とにかく口を挟まずに、本人の話を聞いてあげることです。理由はさまざまだと思いますが、一度向かい合ってあげることで落ち着く場合があります。その後一定期間を経ても、頻繁に嫌がったり辛そうな場合などは、よく話し合って他の習い事を始める絞るなどの対策が必要になってきます。
- 子供の「習い事辞めたい」どう対応すればいい?
-
理由をよく聞いてあげてまず気持ちに寄り添ってあげること。子供なりに不満や疲れが溜まっていたり人間 関係だったり、一時的だったとしても何かしらの原因があるはずです。原因解決に向けて動いてみるが、余程深刻でない限り、経験として悪くない場合は期限を決めて、継続する。それでも改善されない場合は検討しなおすでいいと思います。
- 辞め時がわからない!判断ポイントは?
-
休んでみたり、試し期間を設けて「今の自分に必要か?」「この先の自分にも必要か?」を子供や自分自身に問いかけてみてください。投資してきた時間やお金がもったいない気持ちはわかりますが、一旦隅に置いて上記の質問で改めて判断しなおしてみましょう!
- 「習い事を辞めたい」と親への伝え方は?
-
支えてきてくれた親に申し訳なかったり、ショックを受けるのではないかと遠慮してしまう気持ちはわかります。しかし、辞めたいと伝えようと思っている時点であなたは、かなり無理している状況なのではないですか?親というものはいつでも子供の味方で幸せでいて欲しいと願うものです。言いにくいかもしれませんが、あなたが真剣に困っているのなら、素直に本心を打ち明けてみるのがいいと思います。
- 習い事を辞めると先生に言いづらい
-
言いづらいですよね。ただ自分が納得して辞める決断をしたなら、それを伝えないことには辞めるタイミングを逃してずるずる続けるか、きれいな辞め方ができなくなってしまいます。ここは意を決して期間を決めて伝えましょう。習い事のレッスンや授業が終わって帰る前、他の人がいない時に伝えるのが一番です。「何月末で○○なのでやめます。今までお世話になりました。」と丁寧に伝えることで、残念がったとしても、嫌な気持ちになることはないと思いますよ。
- 辞める時の伝え方にマナーはありますか?
-
とにかく丁重に感謝を伝えて円満に終えることです。
- 規定より早めに直接伝える
- 最初に感謝を伝える
- 理由は簡潔、前向きに
- 規約、手続き、返却物などは誠実に完了すること
- 最後に前向きな一言
- 必須ではないけれど、手紙やお菓子などで感謝を伝えることも〇
- 辞める時の例文を教えて下さい
-
感謝、学んだこと、前向きさが伝わる文章にしましょう
例1.長い間ご指導いただき、本当にありがとうございました。先生の元で学んだことは、これからも大事にしていきます。
例2.(保護者)これまで長い間、○○を温かくご指導いただきありがとうございました。先生のおかげで、技術だけでなく自信も身につけることができました。心より感謝申し上げます。
例3.(最後に印象の良い文)「今後のご活躍を心よりお祈りしております」「教えていただいたことを忘れずに過ごします」「本当にお世話になり、ありがとうございました」
まとめ
長く続けた習い事を辞めることは、想像以上に覚悟が要ることです。
時間もお金も労力も思い出もいっぱい詰まっていたからです。
そのおかげで知った知識も沢山、できるようになったことも沢山ある。
それを辞めるということは、それらが一気に自分から無くなってしまうのではないかという不安を感じるのです。
解放された気持ちと同時に、次にやることが上手くいく保証がないと不安で焦ってしまう気持ちも出てくるかもしれません。
しかし、それだけ頑張って続けてきたものは、無意識のうちに身についているので、引き出しの中身が増えて、今後の人生で活きることも出てくるものなのです。
考え方や忍耐力、他の人とうまくやっていく力、ピンチの時の危機回避能力など知らず知らずのうちに多くのことを経験し吸収しているのです。経験は財産です。
頑張ってきた自分を認めて、新しい一歩を踏み出しましょう!
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